お口の状態が悪いと急性期脳梗塞は回復が遅く、肺炎のリスクが高い

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

広島大学が、口腔状態が不良な患者ほど、急性期脳梗塞患者さんは回復が遅く院内肺炎の発症リスクが高いことが判明したと発表しました。

口腔ケアは脳卒中患者さんの肺炎予防や摂食嚥下機能の改善において重要であることが知られています。

口腔内環境が悪いと、お口の中にたくさんの細菌がいる状態が続いてしまいます。それらの細菌が、肺炎などを引き起こしてしまいます。

 

今回の広島大学の研究では、多面的な口腔状態の評価を行うことと、脳卒中発症後の機能予後や院内肺炎との関連を調査しました。

「修正口腔アセスメント評価」を用いて口腔内の状態を確認したところ、修正口腔アセスメント評価スコアが高い(口腔状態が不良な)患者ほど、3か月後の機能予後不良と関連し、院内肺炎の発症リスクが高いことが判明したと発表した。

 

少し難しい話ですが、以下の8項目の状態が悪いと肺炎リスクが高くなってしまいます。

口唇、舌、舌苔、唾液、粘膜、歯肉、保清、うがい

うるおいが保てていたり、清潔な状態、歯肉に腫れがないなどのよい状態ですと、肺炎リスクが低くなります。

 

これらのことは、いざ改善しようと思っても難しいです。

むし歯と歯周病の治療を終え、普段からむし歯と歯周病の予防の意識を持ち、定期検診などで歯科医院を受診すると安心です。

 

【研究成果】口腔内の状態が良くない急性期脳梗塞患者は回復が遅く、肺炎のリスクが高いことが判明

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/85436

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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