すべての歯を失うと孤独感が増す可能性

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

東京医科歯科大学が、無歯顎(自分の歯が一本もない状態)が孤独感を増加させる可能性が示しました。

どういった研究論文だったのかご紹介させていただきます。

 

論文のポイントとしては、以下の三つになります。

 

~~~引用~~~

会話や笑顔は口腔の機能のひとつであり、口腔の健康は人と人との社会的交流に重要な役割を果たします。過去の研究では、口腔の健康と孤独感との間に関連がみられましたが、その因果関係は明らかでありませんでした。

本研究では、英国の成人を対象とした追跡データを分析し、無歯顎(自分の歯が一本もない状態)が孤独感を増加させる可能性が示されました。追跡期間中に無歯顎になった人は、孤独感スコア(3点から9点の尺度)が0.31点増加しました。

これらの結果は、歯の喪失を予防することで孤独のリスクを軽減する可能性を示唆しています。

「 歯の喪失が孤独感を高める可能性が明らかに 」
― 無歯顎になると孤独感が0.31ポイント増加 ―

https://www.tmd.ac.jp/press-release/20240807-2/

~~~引用~~~

 

今までの研究結果などで、お口の中の健康と孤独感とは関係があると言われていましたが、今回の研究結果では関連性が見られなかったようです。

しかしながら、歯が1本もないと孤独感が増える可能性はあるとのことでした。

 

歯が1本もない無歯顎になることで、社会的な口腔健康機能が失われると考えられます。

食事しずらくなるという面から孤独感が増えるわけではなく、会話の機会や会食などの機会が減ってしまうことが原因と考えられます。

 

歯みがきだけでは歯を失ってしまう未来になる可能性が高いです。

歯周病は症状がないまま、多くの方が進行してしまいます。

今ある歯を残していけるように是非歯科医院にてむし歯のチェック、そして歯周病の治療を行いましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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