テレビで取り上げられた感染の窓について

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

 

2024年5月28日の「カズレーザーと学ぶ。」というテレビ番組で「2歳半までに虫歯の原因菌(ミュータンスレンサ球菌)に感染しなければ生涯虫歯にならない」という話がありました。

この放送と日本口腔衛生学会の声明に矛盾があり、指摘されていました。

 

放送は、「虫歯&口臭改善SP」というテーマで、1歳半から2歳半の感染の窓と呼ばれる時期にミュータンスレンサ球菌に感染しなければ生涯虫歯にならないとの説明がありました。

しかしながらmミュータンス菌の感染を防ぐのは、至難の業であり、多くの人はむし歯と一生戦っていかなければならないと説明がありました。

 

日本口腔衛生学会は、親子の食器の共有を避けることがむし歯予防になるということの科学的根拠は必ずしも強くないと声明を出しています。

その時の声明については下記の記事で紹介しております。

親と乳幼児との食器共有は〇?×?

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20230910-062205.html

 

1歳半前に親の口腔内細菌の感染が確認されている研究もあります。

日本口腔衛生学会は、ミュータンスレンサ球菌以外の細菌もむし歯リスクになることなども説明しています。

 

 

日本テレビのマーケティングコミュニケーション部は、年齢に区切りが強調されすぎていたかもしれないと話しているそうです。

科学的な事実は、時代とともに変化していくということを意識しておくとよいでしょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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