自覚症状がない歯ぎしり?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

みなさんは、歯ぎしりをしていますか?多くの方が自分はしていないというと思います。

人から言われて、初めて歯ぎしりを自覚した、そういえば顎が痛いな…と思ったという方も多いと思います。

20~40代の方の30パーセント程度が歯ぎしりをしているというデータもありました。

 

歯ぎしりは大人だけでなく、子どももします。

歯ぎしりによって歯が削れて、冷たいものが凍みたり、削れた部分で食事をすると痛みを感じることがあります。

むし歯でもないのに、歯が痛い。そういった場合は、歯周病や知覚過敏以外にも、歯ぎしりも疑ってみましょう。

 

歯科医師が診ると、歯のすり減り具合や顎の骨のふくらみなどで一目瞭然です。

歯ぎしりや食いしばりを歯科医師から指摘された場合は、私は歯ぎしりしていない!と思わず、歯ぎしりをしているかもと思っていただき、そちらに対する治療もしていかれると安心です。

 

歯ぎしりは、ギリギリと音を鳴らして長時間しているイメージかもしれません。

しかし、ギリギリと上下の歯をすり合わせるグライディング以外にも歯ぎしりのタイプはあります。

クレンチングをいう上下の歯をグッとくいしばるタイプ、タッピングといってカチカチ上下の歯をぶつけるタイプもあります。

 

私もかかわった論文ですが、2016年のもので様々な種類を含めた歯ぎしりの中で一番多かったものは、0.75秒以内のものという結果がでありました。

睡眠時ブラキシズムの発現特性-咬筋筋電図と心拍数による観察-
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/5040

一瞬力がかかるものが一番多く、ギリギリと長時間歯ぎしりをする回数は少ないです。

ギリギリとしている歯ぎしりの自覚がある方は、実はそれ以上に短い歯ぎしりをたくさんしています。

 

あまり自覚症状はないですが、歯や顎に悪影響を与えてしまう歯ぎしり。

治療に関しては、マウスピースなど簡単なものが多いため、一度歯科医院にて相談されると安心です。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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