歯みがきでインフルエンザ予防

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

インフルエンザが流行しており、当院がある大垣市でも学級閉鎖をしているクラスがあります。

ここ数年減っていたインフルエンザの患者さんが増えてきてており、毎年12月~3月頃に流行するため今後もより一層注意が必要です。

そのインフルエンザの予防に対して効果的なものがあります。

ワクチン接種などもそうですが、簡単かつ効果的なものが歯磨きです。

なぜ歯磨きがインフルエンザの予防に有効なのでしょうか?

 

歯についているプラークの中にすみついている歯周病菌がウイルスの活性化を促進し、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

歯磨きによって歯周病菌の数を減らすことがインフルエンザの予防につながります。

お口の中にいる細菌、その中でも歯周病菌はインフルエンザウイルスの感染力を高めることが分かっています。

 

以下、日本歯科医師会HPより引用

■歯周病菌がウイルスの活性化を促進
歯周病菌がもつタンパク分解酵素は上述したウイルスのHAに作用してウイルスを活性化させ、インフルエンザにかかりやすくなります。さらにインフルエンザ単独での細胞への感染よりも、歯周病菌が加わった場合の方が感染が拡大することが分かっています。

また、歯垢に棲みつく歯周病菌は、抗生物質などの薬や体の免疫細胞でも撃退することができません。歯周病菌は、歯垢ごと歯みがきで除去するしかありません。

中略

実際に、介護施設で歯科衛生士からお口のケアを受けていた場合、インフルエンザの発症率が大幅に減少した、というデータもあります。また、特に寝たきりの高齢者の方は、インフルエンザの合併症である肺炎を防ぐためにもお口のケアは重要です。

 

引用:手洗い、うがい、さらに「歯みがき」を!!
インフルエンザ予防と歯周病菌の関係をわかりやすく紹介する動画を公開

https://www.jda.or.jp/jda/release/detail_102.html

 

このように歯周病菌の除去によって、インフルエンザの予防をすることができます。

高齢者の方はインフルエンザからくる肺炎を防ぐことができますので、歯磨きは非常に大切になってきます。

 

しかしこの歯磨きも、歯石が溜まってしまっていては効果が少なくなってしまいます。

歯石は、どれだけ歯磨きをがんばっても除去することはできません。歯科医院にて専用の機器で除去する必要があります。

歯みがきを上手にしても歯石は溜まってしまいます。お口の健康だけでなく、体の健康のためにもぜひ歯周病治療、歯石除去を行いましょう。

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

 

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ
Instagram