4世紀を経て解明、フランス貴族女性の歯に黄金の針金

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

17世紀のフランスの貴族女性の歯に、黄金の針金が使われていました。その調査が進んだとヤフーニュースに掲載されていましたので、ご紹介させていただきます。

1988年の考古学調査で、1619年に亡くなった女性の遺体が発見され歯科器具が確認されました。

しかし、当時の技術ではそれ以上の調査はできませんでした。

今回は、考古学者と歯科医師がCTによってさらなる調査を行いました。

 

その調査では、歯周病で動揺が出ている歯を黄金の針金で固定していたということがわかりました。

しかし、その治療ではより歯周病が悪化してしまっていたということも結論づけられていました。

周囲の歯への悪影響が出ていたこともあり、適切な治療だったとは言えなかったと思われます。

 

当時は外見が社会的な地位に大きな影響を与えていました。

当時はすでに入れ歯もありましたが、黄金の針金での固定を選んだのかもしれません。

 

ずっと昔からある歯周病、紀元前3000年には歯の汚れをという考えがあったことがわかっています。

メソポタミア文明から爪楊枝が見つかっています。そしてこの爪楊枝も黄金でできていました。

 

ヒポクラテスにより紀元前500年頃には、歯磨きが推奨され始めました。

 

今も昔も歯の悩みはつきません。

しかし、現代は治療方法も確立し、治療だけでなく予防の考え方も普及しています。

むし歯、歯周病の予防に力を入れていただけたらと思います。

 

 

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