過剰歯?レントゲンで見つかる邪魔な歯とは?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

歯の本数は通常乳歯が20本、永久歯は親知らずを抜くと28本です。

しかし、歯が多い過剰歯元から歯が少ない先天性欠如などがあります。

過剰歯は3~5%の方に起こると言われています。割合は低そうに思えるかもしれませんが、多くの方は自覚がなくレントゲンなどを撮影しないと見つからないことも多いです。

ではどんな問題が起こるのでしょうか?また予防や治療はどうなものになるのでしょうか?

 

過剰歯

通常より歯が多いことです。年齢や多い歯の場所によって対応が違ってきます。

 

正中埋伏過剰歯

顔の真ん中の歯と歯と間に、余計な歯である過剰歯がある状態です。それが骨の中に埋まっており、レントゲンなどで見つかることがあります。

6、7才の頃には上の真ん中の前歯が生えてきますが、この正中埋伏過剰歯が邪魔になることが多いです。

 

一部分、歯が出ている場合は簡単に抜歯できることもあります。しかし骨の中に埋まっていると、全身麻酔をして抜歯することもあります。

早い段階で抜歯をしておかないと、後から生えてくる永久歯へ影響があります。

外からみてもわからないことも多いので、痛みなど何もなくてもレントゲンは一度採って確認しておくとよいでしょう。

 

乳歯の過剰歯

乳歯の段階で歯が多い場合もあります。この場合は、過剰歯の大きさや向き、他の歯とのバンラスを見ます。

抜歯が必要な場合もありますし、そのまま大人の歯との生え変わりがうまくいきそうな場合は、経過観察をすることもあります。

 

親知らずの過剰歯

通常、親知らずは8本目になりますが、9本目の歯があることがあります。多くの場合は骨の中に埋まっています。こちらもレントゲンでたまたま見つかることがあります。

埋まっている場所や状態をみて、問題なければ抜歯をせずに経過観察をすることも多いです。

 

過剰歯の治療方法は、患者さんの年齢、過剰歯の大きさや位置など様々な要素を考慮する必要があります。

また早めに過剰歯があることがわかれば、対応することができます。

大きな影響が出てから抜歯をしても、歯並びなどは改善しないこともありますので、小さなお子さんでも一度レントゲンを撮ると安心です。

 

 

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