こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。
意外と多い歯ぎしりをしている人の割合、10人に1人が歯ぎしりをしていると言われています。みなさんからすると少なく感じるかもしれませんが、多くの方が自覚症状がありません。
歯ぎしりがあると、歯の様々な悪影響が起こってしまいます。自覚症状のない歯ぎしりが原因で、歯科医院を受診される方もみえます。
歯の痛みで来院される患者さんの中にも、歯ぎしり原因の方はいらっしゃいます。
原因である歯ぎしりのことをお話すると、まったく自覚をされていない方も多くみえます。
他者からの指摘されたことがある、以前に歯医者で指摘されたことがある、朝起きると顎がだるいなどの症状が自覚をするきっかけになっています。
では、歯ぎしりはどんな悪影響を与えるのでしょうか?
冷たいものがしみる!
歯と歯茎の境に冷たい物がしみる場合は、歯ぎしりが原因で知覚過敏を起こしている可能性があります。
歯周病などが原因で歯ぐきがやせることが原因になることもありますが、歯ぎしりが原因になっていることもあります。原因を調べて治療をしていく必要があります。
噛む面が痛む!
食事をした際に歯の噛む面が痛む場合は、歯ぎしりによって歯が削れて痛みが出ている可能性があります。
放置してしまうと、ますます歯ぎしりによる歯のすり減りが進んでしまうため、治療が必要です。
顎の音、痛み!お口を開けれない!
歯ぎしりによる力により顎関節に負担がかかってしまうと、顎を動かした際カクカクと音がしたり、痛みが出ることがあります。
進行するとお口が開けれなくなってしまいます。顎が痛くなりお口を開けれなくなってから来院される方が多いですが、お話を聞くと以前から顎で音がなっていたという方が多いです。
顎関節症も大きい痛みは出にくいですが、知らない間に進行してしまい受診時には進行してしまっていることがあります。顎に違和感が音などを感じたら、歯科医院にて相談されると安心です。
詰め物が欠ける!被せが取れる!
ぎりぎりと大きな音を鳴らす歯ぎしり、音が出なくても強い力がかかる食いしばり。これらによって力がかかると、つめものが欠けてしまったり、被せ物が外れてしまうことがあります。またひどい場合は歯が折れてしまいます。
見た目が悪くなる
歯が削れると短くなり、見た目がかっこわるくなってしまいます。長年時間をかけてすり減った歯はつめたりなどで簡単に長さを戻すことができません。
歯ぎしりの原因ははっきりとはわかっていません。ストレス、疲れ、服用している薬など様々な原因が言われておりますが、治療法はあります。ただの歯ぎしり、自分は歯ぎしりがないと思う前に、歯科医院にて相談、早期治療をされると安心です。
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