命の危機!海外での歯の痛み

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

今日は「ザ!世界仰天ニュース」で放送されていた、歯のトラブルで命の危険になってしまった方のお話です。

 

 

その方は、20歳前後で生えてくる親知らず、時々痛みがあったものの、数日で落ち着くためそのままにしていました。

飛行機に乗った際に、歯に痛みが…

歯の痛みを抑えるために、鎮痛剤を服用し、症状を抑えたそうです。

 

しかし2日目、食事をしていると..喉に痛みを感じ、食事ものどを通らず、首も大きくはれて、水が飲めなくなったそうです。

海外の病院は、不安もあり、そのまま経過観察を続けました。

帰国後、病院に行くと担当医からは「降下性壊死性縦隔炎」という感染症と診断されました。

この時、敗血症まで引き起こす非常に危ないところまで進行しており、抗菌薬を投薬し、本人の免疫力次第という状態でした。

 

親知らずが感染症の原因に

まだ年齢が若かったこともあり、1か月以上にも及ぶ長い闘いの末、なんとかもちこたえることができました。その後、今回の感染症の原因が親知らずだと判明。

むし歯などはなかったものの、数か月に1回、親知らずの周りの歯茎が腫れたりすることがあったそうです。

親知らずは、一部歯の頭が埋まっていたり、横向きになっていることが多く、その場合は感染を起こしやすくなっています。

また疲れや、風邪を引いた時や寝不足のように体力が低下している時は、特に親知らずがはれたり、痛みが出やすくなっています。

痛み止めでは根本的な原因の解決にならないため、抗生物質が必要になってきます。

 

海外に行く一週間前などに、健診で受診される方などもみえますが、歯の治療は数回かかることもあります。

事前に余裕をもって来院していただけると安心です。また、いざ海外に行く場合、直前に親知らずが腫れてしまった場合も消毒であったり、抗生物質も処方させていただけると安心できるかと思います。

 

大垣市のおおた歯科クリニックは、みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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