お子様のむし歯予防は何歳から?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、太田歯科クリニックの太田雅司です。

お子様のむし歯予防は何歳から行うべきでしょうか?
歯が生えてくるのは半年くらい、そこから行っていくのでしょうか?

正解は…

 

マイナス1歳からです!

 

マタニティ歯科という言葉をご存知の方もみえると思います。

マタニティ歯科とは、お子様が産まれる前に始めるお母さんとお子様へ歯科治療です。
この時期の歯への対応で、お子様の歯の将来も変わってきます。

マタニティ歯科では、マイナス1歳からのむし歯予防が提案されています。

当院は、大垣市のマタニティ歯科健康診査の委託歯科医療機関です。

妊娠初期はつわりで歯科どころではないと思います。
つわりが落ち着いてきたら、お母さん御本人のため、そして産まれてくるお子様のために歯科健診をしましょう。

 

 

マイナス一歳からのむし歯予防とはどういうことでしょうか?
産まれてくる赤ちゃんのお口の中には、むし歯の原因となるばい菌いません

ではどこからばい菌が?
実は親御さんや家族からの感染というのが、一番の原因です。

お子様とお箸など食器を完全に分けるという方法も提案されています。
しかし、現実的には非常に難しいかと思います。
私も2児の父親ですが、食器を完全にわけるというのはとても大変で、子育てで大変な親御さんには提案できません。

妊娠中から、妊娠前から歯科での定期検診を行い、健康なお口を保ちましょう。

 

妊娠中の歯科治療はできますか?

妊娠中でも、安定期であれば基本的な歯科治療は可能です。
緊急性がない場合は抜歯等は避けた方が安心ですが、通常のむし歯治療、歯周病治療は可能です。

またレントゲンも基本的に問題はありません。
頭部のみの撮影、腹部はX線を通さない防護エプロンもします。
また当院はデジタルレントゲンを使用しているため、従来のレントゲンに比べ、X線照射量が1/4~1/10程度になります。

照射量もデジタルレントゲンのため、0.002~0.02mSvですみます。
これは、空から降り注ぐX線量(普通に生活していても自然界からの被ばくがあります)の2.4mSv/年にくらべ非常に微量です。

親知らずの抜歯であったり、麻酔を使う大きなむし歯の治療は、妊娠初期は避けた方が無難です。
妊娠がわかった後に、タイミング悪く歯が痛み出したということもあります。

普段からの定期検診で通院をされると安心かと思います。

 

妊娠中期は安定期と呼ばれ、ある程度の歯科治療、レントゲン撮影やお薬の服用も可能になります。

治療が必要な場合は、お母さん、赤ちゃんの体調を考えこの時期に行うことが多いです。

 

妊娠性歯肉炎、妊娠性エプーリスなど、「妊娠性」とつく病気があります。

妊娠中は今までと同じように歯磨きをしていても、様々なトラブルが起こってしまいます。

是非、お母さん、赤ちゃんの健康のため、マイナス一歳からのむし歯予防をしていただけるといいかと思います。

当院は、大垣市のマタニティ歯科健康診査の委託歯科医療機関のため、マタニティ健診をうけることができます。

マタニティ健診に必要なものは、以下の記事に記載してあります。

コウノドリ、マタニティ歯科健康診査

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

大垣市 太田歯科クリニック
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