こんにちは、大垣市の歯医者さん、太田歯科クリニックの太田雅司です。
先日、名医のTHE太鼓判!という番組で、睡眠負債、睡眠時無呼吸症候群について放送されていました。
睡眠負債とは、毎日のわずかな睡眠不足がたまりにたまって、身体に悪影響を及ぼす状態です。
脳のパフォーマンスが低下したり様々な病気のリスクが高まる可能性もあります。
いびきや、睡眠時無呼吸症候群により睡眠の質が低下し、睡眠負債がたまっていってしまいます。
先日、ちょうど睡眠負債についてご紹介させていただいたところです。
睡眠負債の説明、簡単な計算方法
http://www.ohta-dc.net/blog/shika-tips/20180121-025619.html
厚生労働省の調べで、睡眠時間が6時間未満の方が増えてきているというデータがあります。
6時間睡眠を2週間続けると…
二日徹夜した状態と同じと言われています。
自覚症状はなくても、集中力、判断力の低下がみられます。
時間だけでなく、睡眠の質も関係してきます。
睡眠時無呼吸症候群という言葉は、かなり有名になってきていると思います。
いびきと一緒に、よく相談をされます。
今回の名医のTHE太鼓判!内での紹介の中に、隠れいびきという言葉がありました。
ガーガーという大きいいびきをされている方は、睡眠時無呼吸症候群が起きる可能性はかなり高いです。
どちらかというと、やや肥満体系の方がなりやすいです。
しかし、スースーという寝息に近いような隠れいびきの方も要注意とありました。
痩せ形の体系の方も、睡眠時無呼吸症候群になる可能性は充分にあるということでした。
耳鼻科の先生から睡眠時無固有症候群の患者さんを紹介されることがありますが、確かに痩せている方も多くみえました。
私が大学病院にいた時は、睡眠時無呼吸症候群の担当をしていたため、かなりの数のマウスピースを作成いたしました。
その際にも、やせている方も多くみえたため、驚いた記憶があります。
いびき、無呼吸症候群の治療としては、歯科で作成するマウスピースは非常に有効です。
作成前と作成後のPSG検査(無呼吸、低呼吸の回数を調べる検査)では、低下がほぼ確実に見られます。
歯科医院に来ていただければ、簡単な型取りで作成することができます。
マウスピースは歯がないと装着することはできません。
(本数によっては、部分入れ歯を装着した状態で使えることもあります。)
歯周病でグラグラになってしまっている歯には装着することはできません。
睡眠時無呼吸症候群と同じように、歯周病は自覚症状がありません。
しばらく歯医者へ通われていない方は、一度歯周病のチェックもしていただけると安心です。
みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。
大垣市 太田歯科クリニック
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