こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
テレビ番組のモーニングショーにて、歯周病と認知症についての関連性について放送がありました。同番組の歯周病と口臭については、こちらから。
2019年の1月に製薬会社コルテキシム研究チームが、慢性歯周病の原因細菌が作り出す毒素が、96パーセントのアルツハイマー病患者さんの脳で確認されたと発表しました。
今までアルツハイマー病にはヘルペスウイルスの関連が疑われていましたが、新たに歯周病菌の関与も指摘されています。
アルツハイマー病は、はっきりとした原因が解明されていません。しかし、歯周病とアルツハイマー病の関連性について調べているコロンビア大学の神経内科医ジェームズ・ノーブル氏は、「アルツハイマー病のリスクを軽減したいと考えるなら、とりあえずは歯磨きをすることです」とコメントしているとのことです。
同番組内で日本はお口の中後進国と言われていました。先進国でありながら、口の中の状態が悪い(むし歯や歯周病が多い、歯を失う方が多く、入れ歯をしている方が多い)とのことでした。
では、歯周病ケア先進国と日本との違いはなんでしょうか?
海外では、定期的な歯科検診を義務化している国もあります。歯周病は自覚がなくても、30歳で8割以上の方がかかってしまう病気です。義務化することで、お口の中の健康から全身の健康を守ろうという考え方です。
また歯が生えていない赤ちゃんの時から、授乳後に歯ブラシをお口の中に入れています。これは歯磨きの習慣をつけていくためのものです。
日本でも、マイナス一歳からの予防と言われ始めています。これは赤ちゃんが生まれる前から、親御さんのお口の中を健康にするという考え方です。
赤ちゃんのお口の中には、むし歯や歯周病の菌はいません。親御さんから垂直感染をして、受け継いでしまいます。そして、3歳頃までにお口の中の菌の量が決まると言われています。
つまり、まずその間特に力を入れて親御さんもお口の中を健康に保っていただけると、お子様のむし歯や歯肉炎、歯周病を減らすことができます。
みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。
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