【漫画】ドイツ出身夫と日本で初めての歯医者に行った

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

ドイツ出身のご主人と、日本で初めて歯医者にいった方のインスタグラムに投稿された漫画が話題になっています。

ご主人のために通訳としてついていったのですが…という漫画で、実は歯医者側としては、稀にあることだったりまします。

 

 

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インスタグラムを見てみると、日本語を英語に通訳して伝えるわけでなく、日本語を日本語に通訳…という必要なの?という役割をしたというお話です。

当院にも様々な外国の方が来院され、通訳の方も一緒に見えることが多いです。

ある程度日本語のわかる方でも昔「むし歯をとります」と伝えたら、抜歯、つまり歯自体を抜くと受け取られてしまったり、言い方、伝え方には気を付けているようにしています。

私もこの漫画のようなことを経験しており、歯肉、歯ぐきをある程度日本語のわかる中国出身の方に説明した際、伝わりませんでした。

その際、一緒に来ていた通訳の方は、歯の肉と言って指でご自身の歯ぐきを指さしていました。

この伝え方なら私でもできたなと反省した覚えがあります。

 

またその方の出身により、歯への考え方なども全然変わります。

有名な話だと、アメリカは歯の治療費が日本に比べ、ものすごく高いです。

日本だと1000円くらいで済むむし歯の治療も、アメリカでは数万円ということもよくあります。日本の歯科治療の保険制度は、患者さんへの負担が軽くなり非常に優れております。

しかし、歯への関心も薄れ、日本は定期検診受診率も低く、歯を失い入れ歯が入る方が多いのも事実です。

アメリカでは、歯科治療がものすごく高いため、むし歯を作らないよう歯への意識が高いです。数本大きなむし歯ができてしまうと、何十万円ということもあります。

日本の保険治療では10分の1以下で済みます。

アメリカ在住の方が、一時帰国した際に一気に治療してくださいということもよくあります。

みなさんも海外へ移住や旅行をされる前は、一度定期検診を受けられると安心かと思います。

 

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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