こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
11月18日ソフトピアジャパンセンター ソピアホールにて、第60回岐阜県学校歯科保健研究大会が行われました。
学校歯科保健研究大会とは、学校保健の研究発表の場であり、また成績が優秀な学校の表彰の場でもあります。
今年は大垣が主催のため、当日はもちろんのこと、事前の準備から参加させていただきました。
テーマは「学校歯科保健から学ぶ 歯・口の健康 明るい未来」でした。
健康体操のおがっきぃのおげんきぃ体操もありました。
大垣市の特色を活かした「舟をこぐように」、自噴水から「水が湧き出るように」といった動きが含まれているそうです。
大垣女子短期大学の歯科衛生士科の生徒さんも参加されていました。おがっきぃと写真をとっている生徒さんもみえました。
小学校の生徒さんが学校で書いた歯のポスターの表彰、そしてお昼からは特別講演・講師として、大垣市民病院歯科口腔外科の木村将士先生のお話もありました。
「子どもの口の遺伝学」というテーマで非常に勉強になりました。
診療をしていると、先天性の欠損歯が親御さんにある場合(元から大人の歯がない場合)、遺伝してお子様も同じ歯を欠損をしている確率が高いように感じます。
遺伝子の異常もあるのですが、意外にもその関連を見つけ出すことも難しく、遺伝子の異常が原因と確定できる割合も少ないことにも驚きました。
そのあたりの遺伝の話で、新しく色々知ることができ、非常に勉強になりました。
その他、研究発表として大垣市立赤坂小学校・赤坂中学校による「生涯にわたって主体的に健康づくりができる子の育成」、不破郡垂井町立表佐小学校による「垂井町での歯科保健活動とその環境づくり」がありました。
岐阜県はDMF指数が全国的にみても、かなり低い方です。
DMF指数とは、簡単に言うと永久歯のむし歯の割合です。もちろん低いほうがいいものです。
学校でも様々な取り組みを行っていることを知れました。
当院も地域医療、みなさまの健康のお役に立てるよう今後も努力してまいります。
みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。
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