こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
先週の木曜日に不破郡、歯の優良児審査及び表彰式に従事してきました。
各学校からむし歯などがなく、歯の健康状態がよく、歯並びもきれいな子を選出します。
その中からさらに優良児を選出するというものです。
その際、選考委員の先生が「8020(80歳で20本)を達成すれば、また表彰されるからがんばりましょう」と言っていた言葉が印象的でした。
永久歯(大人の歯)は、その名の通り、次の歯はなく永久に使うことになります。
親知らずを除けば、12歳でほぼ生えそろいます。
意識することは、あまりないと思いますが、小学生の時に生えてくる歯を一生使うことになります。
80歳になっても使う歯です。
むし歯の治療は、削ることが多いです。
むし歯は基本的に自然に治らないために、削ってむし歯の部分を除去します。
むし歯を除去した部分はどうなるでしょうか?
元の歯に戻るわけでなく、人工物に置き換えていきます。
銀歯に置き換えた場合は、耐用年数5~10年といいます。
もちろん、もっと長く持つこともあれば、銀歯は問題なくても、歯磨きをしっかりしていても、銀歯を被せている歯の根のトラブルなどで数年でやり直すこともあります。
天然の歯は、手入れをしっかりしていけば一生使うことができます。
私はちゃんと歯磨きをしているから大丈夫!という方は、要注意!
多くの方はそう思って、いずれ入れ歯が入ってしまいます。
歯周病は痛みがなく、むし歯も痛みがないことが半分以上です。
「歯磨きに自信がある」方のみを対象し磨き残しをチェックしたデータがあります。
なんと8割の方は歯全体の半分以上に磨き残しがありました。
一生使う歯であり、通常の歯磨き以外の手入れを歯科医院でしないと歯を失う可能性があるということを知っていただけるといいと思います。
実際レントゲンを撮って、痛みのないむし歯が何本も、歯周病も進んでしまっているということは多々あります。
一度ご自身の状態を知っていただけると、安心できるかと思います。
将来、歯医者に行っておけばとかったという後悔もなくなると思います。
衣食住という言葉、もちろん聞いたことがあります。
人が生活していく上で必要な、食(食事)、衣(衣服)、住(居住、雨風をしのげる寝場所)の確保のことです。
食べ物ももちろんですが、それを食べるための歯も大事です。
失った歯を完全に元に戻すことはできません。
歯医者が久しぶりだという方、ぜひ一度お越しください。
お口の中の状態をご説明させていただきます。
みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。
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