こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。
歯の着色を気にされている方は多いかと思います。どのように歯の着色を落とせばいいのでしょうか?
前回の歯の着色が気になるの続きです。
前回は以下の3つについてお話しました。
コーヒーやお茶の茶渋がつき歯の表面についた着色
被せ物の変色によるもの
むし歯による変色、歯周病が原因のもの
今回は他の原因についてお話させていただきます。
加齢による変色、黄ばみです。
歯は加齢によっても変色していきます。
黄色が強くなってきて、昔は白い歯だったのに…と感じる方が多いです。
歯の表面はエナメル質という組織があり、その下に黄色い象牙質という組織があります。
長く歯を使っていると外側のエナメルが摩耗し、黄色い象牙質がみえてくるため黄色くなったと感じてしまいます。
また象牙質自体も厚みが増してくることもあり、より黄色く見えてしまいます。
歯の表面の着色や汚れと違うため、磨いても色はかわりません。
こちらに対してはホワイトニング治療などで歯の色を白くすることができます。
次は薬による変色です。
テトラサイクリン系の薬によって、生えてくる歯自体の色が灰色がかっていたり、縞模様ができていることがあります。
こちらは薬による副作用です。妊婦中のテトラサイクリン系の薬の服用、また本人も歯の形成時期である0歳から12歳頃にテトラサイクリン系などの薬の服用があると起こる可能性があります。
こちらも歯の表面の着色や汚れと違うため、磨いても色はかわりません。
こちらに対してはホワイトニングや、補綴治療(被せ物による治療やラミネートベニアというセラミックの薄い板を貼る治療)で色を改善することができます。
服用していた薬の量、時期によって変色度合いや変色位置がかなり異なるため、どのような治療が最適か診断が必要になってきます。
次は外傷による変色です。
お子様に多い歯の外傷による変色ですが、大人の方の永久歯にも同様のことが起こります。
ぶつけたことにより、歯の中の神経(歯髄)が死んでしまうことによって起こります。
ぶつけた直後ではなく、数か月後に変色してくることが多いです。他の歯に比べて色が濃くなったり、黄色くなることが多いです。
歯の根の中にある神経治療である根管治療を行い、その後変色に対して治療をしていきます。
歯の漂白であるウォーキングブリーチであったり、セラミッククラウンなどの被せ物で治療をすると、元の歯の色に近づけることが可能です。
神経の治療をした歯も同様に変色してきます。
先に記載した外傷であったり大きなむし歯で根管治療をした歯の色は徐々に変色していきます。
根管治療がしてあっても色自体は変色していくため、変色にたいする治療が必要になってきます。
前歯の根管治療後などは歯を削る量を少なくするために、被せ物でなく詰め物で対応することがあります。そのような場合、残っている歯の色が変色してくることがあります。
こちらは歯自体が悪くなっているわけではなりませんので、変色に対する治療を行っていけば大丈夫です。
歯の色を白くすると清潔感が出て、第一印象もよくなります。また今回お話したテトラサイクリン系の薬による変色や、外傷による変色は審美の面で悩まれている方が多いです。
治療で色が改善すると、気持ちが明るくなります。私も治療した患者さんから、治療後に気持ちよく笑えるようになった、人生が明るく変わったと言われたこともあります。
非常にうれしい言葉で、鮮明に覚えております。
歯の色で悩まれている方は、まず一度ご相談いただければと思います。
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