妊娠中に使える薬は?

イラスト

こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

妊娠中に歯が痛くなってしまったり、歯の治療が必要になってしまうこともあります。

痛み止めを使いたい…、でも薬の影響や副作用が心配になるという方も多いと思います。

小児歯科学会のホームページ上で、妊娠中の歯科治療薬の使用についてというポスターが公開されたのでご紹介させていただきます。

 

産婦人科と薬剤師、小児歯科医が話し合って作成したポスターで、妊婦に対して局所麻酔や抗菌薬の影響が少ない点、鎮痛薬を慎重に検討する必要性などを説明されています。

実際は、妊婦の状態によって薬を避けることもあります。

一般的な話として理解していただき、産婦人科の主治医の先生と歯科医師に相談するとより安心です。

 

妊娠中の歯科治療薬の使用について(pdfファイル
https://www.jspd.or.jp/common/pdf/ninshin_medicine.pdf

 

ポスターに記載されている内容です。

麻酔薬

通常の歯科治療で使用する麻酔薬は、治療する歯の周辺のみに作用する局所麻酔ですので、血液中に入る薬の量はわずかです。

お母さんの血液中へ入る薬の量は少ないため、赤ちゃんへの悪影響を与えるとは考えられておりません。

 

鎮痛薬

鎮痛薬の中ではアセトアミノフェンは、全妊娠期間を通して比較的安全に使用できることが知られています。

それ以外のものは胎児に悪影響を与えるものがありますので、慎重に使用を検討する必要があります。

 

抗菌薬

セフェム系・ペニシリン系・マクロライド系の抗菌薬が使用されることがあります。

妊娠中にこれらを使用しても、赤ちゃんの形の異常の発生は、これらの薬を使用しない妊婦さんと同じくらいだと報告されています。

処方された場合は、炎症を悪化させないために飲み切るようにしてください。

 

POINT!歯周病に気を付けましょう

歯周病により、早産や低出生体重児が増えると報告があります。

歯科健診を受けましょう。

 

 

冒頭と同じ話になりますが、実際は妊婦の状態によって薬を避けることもあります。

産婦人科に対診をとると、母子の状態によって何週以降は薬を避けてほしいということもよく経験します。

そのため、このポスターは一般的な話として理解していただき、産婦人科の主治医の先生と歯科医師に相談するとより安心です。

 

 

一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科、むしば治療、むし歯予防、知覚過敏、歯周病治療、歯周病予防、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー)、親知らず、顎関節治療、睡眠時無呼吸治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、セラミック

女医、女性歯科医師、バリアフリー、キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ
Instagram