口臭があると、認知症リスクが高くなる

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

なんと口臭があると、認知症のリスクが高くなることがわかりました。

歯周病によって、アルツハイマー病のリスクが高くなるということは、ご存知の方もみえるかもしれません。

東京医科歯科大学の研究グループが、口臭と認知症リスクの関係性について調べました。

口臭の程度により、口臭なし、軽度、重度の3段階に分けました。

11年間の追跡調査によって、認知症の発症度を調べました。

口臭なし、軽度はともに、認知症の発生率は5~6パーセント程度でした。しかし、口臭が重度のグループの認知症の発生土は22パーセントと非常に高い結果となりました。

 

歯周病によっても認知症リスクが上がるため、口臭との関連性もあるかと思われます。

また残存歯数が少ないと、認知症リスクが高くなることもわかっています。

 

そして残っている歯の本数は、認知症だけでなく様々なことに関連してきます。

 

歯の治療費だけでなく、生涯にかかる医療費に差が出てきます。

残っている歯の本数で医療費に差が出る!?
https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20190428-072656.html

 

また肥満との関連性もわかっております。

肥満と歯の本数の関係が明らかに
https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20221009-070510.html

 

歯の本数が少ないと様々なデメリットがあります。

失ってしまうと、次の歯はありません。

今の歯を大切にし、家と歯医者でのケアを怠らないようにしましょう。

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
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野菜でむし歯予防!?

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おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

野菜に含まれる硝酸塩がむし歯予防をサポートすると、東北大学の研究チームが発表しました。

むし歯が出来やすい食べ物やお菓子は知られていますが、むし歯の予防になる食べ物を知っている方は少ないのではないでしょうか?

 

野菜のどういった成分がむし歯の予防に有効なのでしょうか?

葉野菜に含まれることが多い硝酸塩が亜硝酸変に変化します。その亜硝酸塩が、プラークによってつくられる酸の生産を抑制します。

プラークの作る酸によって歯が溶けてむし歯になってしまいます。そのためこの酸の生産を抑制することは、むし歯の予防につながります。

 

東北大学の発表は以下のURLから見ることができます。

野菜に含まれる硝酸塩がむし歯予防をサポート~口腔細菌が硝酸塩から産生する亜硝酸塩がプラークの酸産生を抑制する~(pfdファイルになります)

https://www.dent.tohoku.ac.jp/news/file/20240801_01.pdf

 

野菜の摂取は体の健康のためにも、非常に大切です。

その野菜がむし歯も予防してくれるのは一石二鳥です。

 

ただ亜硝酸塩は積極的に摂取する必要はなく、アミノ酸と反応してニトロソアミンという物質を作ってしまいます。

WHO(世界保健機関)のIARC(国際がん研究機関)ではニトロソアミンの毒性についても指摘されています。

 

何事も程度問題で、水でも飲みすぎると水中毒を起こしてしまいます。過剰に水を飲みすぎると命を落としてしまうこともあります。

亜硝酸塩の過剰摂取の問題ですので、体と歯の健康のために野菜の摂取を心がけるようにしましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

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治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

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奥歯の噛み合わせが悪いと、歯を失うリスクが最大6倍!?

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奥歯はすべてそろっていますか?抜けっぱなしになっている歯はありませんか?

若い方は、歯が抜けるわけない!抜いても歯がないままなんて!と思われるかもしれません。

しかし、実際歯を失ってそのままにしている方も多くみえます。理由は様々です。

 

忙しくて治療に通うことができない。

入れ歯を入れたが、合わなかった。痛くなって、調整のための通院をしていない。

治療が怖くて、通院を中断していまった。など様々な理由があります。

 

実際に奥歯がなくても、慣れてしまうと食事もできます。

しかしそのまま歯がない状態が続くと…

 

当たらに歯を失ってしまうリスクが最大6倍にもなってしまいます。

阪大助教の豆野智昭氏が(高齢者歯科学)大阪府歯科医師会などと協力し、歯を失うリスクが高くなることを発表しました。

 

また奥歯を失うと、様々な悪影響が出てきます。脳の老化や肥満との関係も指摘されています。

これらのことは下記の記事を参考にしてください。

 

奥歯を失うと脳の老化が進む

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20220521-193943.html

肥満と歯の本数の関係が明らかに

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20221009-070510.html

 

他人からは見えない奥歯ですが、食事はもちろんのこと、健康にも大きく影響します。

歯を失わないように予防と、失ってしまった箇所には治療を行っていきましょう。

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

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コモドドラゴンの歯は鉄で補強されている!?

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世界最大のトカゲのコモドドラゴンはご存知でしょうか?

先日、名古屋市の東山動物園にコモドドラゴンが来園しました(展示はまだ先)。国内唯一の展示になるため、話題となっています。

そんなコモドドラゴンの歯は、なんと鉄で補強されていることがかわりました。

 

学術誌であるNature Ecology & Evolutionに2024年7月24日付けで掲載された発表によると、コモドドラゴンの歯は鉄でコーティングされているというのです。

銀色の歯になっているわけでなく、歯の切れ味を保つために歯の中に鉄分を蓄えています。

鋸歯と歯先に沿って保護用に鉄コーティングがされていることがわかったそうです。

歯にされている薄いコーテイングはオレンジ色をしています。東山動物園で見れるレベルではありませんが、知っておくと楽しめるかもしれません。

 

人の歯にはそのような特殊なコーティングはありませんが、フッ素塗布などでむし歯になりにくくすることはできます。

特にお子さんには非常に有効です。

フッ素は歯磨き粉に中にも含まれていますが、歯科医院で塗布するフッ素は濃度が高く、より効果的です。

 

おおよそ乳歯だけの時期に使う歯磨き粉のフッ素濃度は500ppmF、それ以降の使う歯磨き粉のフッ素濃度は1450ppmFです。

歯科医院で塗布するフッ素濃度は9000ppmFで効果的です。

むし歯予防のため、歯科医院を受診されると安心です。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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歯の治療により脳心血管病のリスクを下がる可能性

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東京医科歯科大学は、歯の治療により脳心血管病や感染症のリスクを下がる可能性があると発表しました。

 

人工透析患者さんで、歯科医院を受診している人と、未受診の人などを比べた研究になります。

歯科治療を受けている方は、脳心血管疾患や感染症の発生リスクが低いことが明らかになったとのことです。

 

英オンライン総合学術誌Scientific Reportsに掲載されました。

https://www.nature.com/articles/s41598-024-62735-3

 

約1万人の透析患者を歯科治療を受けている、受けていないで分けました。

50パーセント以上が歯科受診なし、20パーセントが歯科治療を受けている、23パーセントが予防的な歯科治療、ケアをしているという割合でした。

その中で予防的な歯科治療、ケアを行っている人達は、脳血管障害 (脳梗塞、くも膜下出血などの脳の血管が破れたり、つまったりする病気)や感染症の発症率が低いという結果になりました。

適切な歯科治療によって、透析患者の致命的な合併症である脳血管障害と感染症のリスクを減らすのに有益である可能性があることを示唆されました。

 

透析を受けていない方でも、歯科治療は健康に寄与しますので、是非お口の中から体の健康を保ちましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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歯みがきで仕事がはかどる?

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杏林大学の古賀良彦名誉教授は、歯みがきをすることで副交感神経が優位になり、精神状態が安定すると話しています。

ー引用ー

杏林大学の古賀良彦名誉教授は「ブラッシングを行うことで副交感神経が優位になり、良い安静状態が得られた」と分析。単に落ち着いているだけだったり、ぐっすり眠ったりといった意味でのリラックスではなく、前向きな心理状態への変化が見られたことを評価する。その上で「まさに心身のリフレッシュ感がもたらされ、頭の回転も良くなった」と話す。

ー引用ー 歯磨きで仕事はかどる?~自律神経に作用、気持ち前向きに~

https://medical.jiji.com/topics/3499

 

歯ブラシの歯肉への刺激なども関係があるようで、昼の歯磨きで午前中のストレスを解消し、午後の仕事の効率アップができるという話もありました。

歯みがきができないと、歯がぬるぬるした感じがしてすっきりしないと思います。

お風呂に入ってすっきりするのと同様に、精神的にも非常にいい効果があると思われます。

歯の痛みが出ると仕事どころではないかと思います。

むし歯や歯周病を防ぎ、健康な生活を送れるようにしましょう。

 

私も大学病院や個人の歯科医院に勤めたりしてきましたが、どの職場もスタッフは昼の歯磨きをしておりました。

もちろん今も昼に歯磨きをしています。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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乳児の歯科医院への通院はいつから始める?

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先日、副院長がドクターズファイルさんにインタビューを受け、その記事が完成しましたので、ご紹介させていただきます。

乳児の歯科医院への通院はいつから始める?

https://doctorsfile.jp/h/113232/mt/2/

赤ちゃんを授かったとわかった時には、名前を考えたりベビー用品を購入したりと、忙しくも幸せな時間を家族と過ごす女性は多いだろう。それに加えてやっておきたいことの一つに歯科でのマタニティー検診がある。「妊娠中は女性ホルモンが増えるので、歯周病になりやすい時期でもあります」と教えてくれたのは、「おおた歯科クリニック」副院長の太田真希先生。児童心理学やカウンセリングなどを学び、同院でも小児やマタニティーの診療を担当している。2児の母でもある真希先生は、初めての母子歯科デビューのママからも、先輩ママとして頼れる歯科医師だ。優しい声かけと笑顔を常に心がける真希先生に、妊婦と赤ちゃんの歯科診療について話を聞いた。

(取材日2024年1月18日)

 

出産前の時間がある時に、できるだけきれいな口腔状態にしておくことは赤ちゃんの健康にとっても大事になる

 

赤ちゃんの歯科医院デビューはいつ頃が良いのでしょうか?

赤ちゃんが生まれたら、乳歯が生え始める6ヵ月ぐらいから受診していただき、フッ素塗布やブラッシング指導などを受けていただけます。ただお勧めなのは、お母さんの妊娠中、赤ちゃんがマイナス1歳の時からマタニティー検診に来ていただくこと。お母さんのお口の中をきれいにして歯周病予防をめざすことで、早産の予防にもつながるといわれています。歯周病の細菌が多い人は、早産になりやすいというデータがありますから、時間のある時に歯周病を治療し、より清潔にしておくことが大切。またお母さんのお口の中に歯周病の細菌が多いと、赤ちゃんに食事を口移しで与えたり、食器を共有することで赤ちゃんも菌に感染しやすくなる恐れがあります。

 

具体的には、最初はどのようなことをするのですか?

赤ちゃんには、歯ブラシで落としきれない汚れを専用の機器でクリーニングし、フッ素塗布をします。お母さんには、歯ブラシの当て方などの指導と、家庭でできる虫歯予防法をお伝えします。授乳の仕方や、歯磨き粉の選び方、仕上磨きのポイント、だらだら食べなど注意すべき習慣などもお伝えしますよ。歯磨き粉は、小さいうちは使っていない人が多いのですが、フッ素が入っているものなら予防効果も高いことが望めるので、使ったほうが良いでしょう。意外かもしれませんが、乳児用の歯磨き粉は飲み込んでも問題ない成分でできています。奥歯については、乳歯や6歳臼歯が生えた時に、シーラントという溝を埋めるための処置をすることがお勧めです。

 

妊婦さんに歯周病があった場合、妊娠中の治療はできるのですか?

安定期に入っていれば、よほどの理由がない限り通常と同じような診療を受けていただけます。健康な方であれば、麻酔も抜歯も可能ですし、痛み止めなども使用できるものがありますので、ご安心ください。心配であれば、産婦人科の主治医とも連携して診療内容を考えますので、相談していただければと思います。また、出産後は、どうしてもお母さんはご自身のことを後回しにしがちです。育児に忙しい中で歯のトラブルで大変な思いをしないためにも、妊娠期間を上手に活用しましょう。大垣市でも妊婦さん対象でマタニティー歯科健康診査の助成を行っているので、こういった自治体のサービスを利用するのもきっかけになるかと思います。

 

妊婦の歯科検診を受ける時期と、検診の内容を教えてください。

妊娠初期の3ヵ月ぐらいからの安定期に受けていただくと良いでしょう。妊娠中は女性ホルモンが増えるので、歯周病の細菌も増えやすい時期でもあります。歯茎の出血や腫れが出やすいので、通常の時以上に気をつけてほしいですね。大垣市のマタニティー歯科健康診査の内容は、虫歯と噛み合わせのチェックをはじめ、歯肉の状態や顎関節、粘膜の異常を視診し、検査結果に基づく保健指導をします。その後も3ヵ月に1度は定期的な検診で、トラブルの有無のチェックや歯石、着色の除去をしてもらうのが理想です。

 

お子さんの治療で心がけていることはありますか?

治療が必要な場合でも、嫌がっているお子さんを押さえつけて無理に治療を進めることはありません。当院では、まず診療に慣れてもらうことを最優先しています。例えば、診療で用いる器具が怖いのであれば、実際に触れてもらって、どんな形状なのかを知ってもらいます。話をする際、お子さんと目線を合わせることや優しい声かけも意識しています。児童心理学やカウンセリングで学んだことを生かしつつお子さんの気持ちに寄り添って、信頼関係を築きたいですね。また、最近のお子さんは顎が小さくて、歯並びが悪くなるお子さんも多いので、将来的に気になることがあれば、乳歯の段階からお伝えして、矯正についてのアドバイスもさせていただきます。

 

ドクターからのメッセージ

太田 真希副院長

何もない時に歯科医院に赤ちゃんを連れて来るのは大変だと思いますが、お子さんは、一度でも治療で嫌な思いをしてしまうとトラウマになってしまうので、できれば虫歯のないうちに予防に通っていただければと思います。乳児の頃から定期的に歯科医院に通っているお子さんは、歯科医院に抵抗がないので診療もスムーズに進むでしょう。入って来た時から大泣きしていたお子さんも、定期的に通院するうちに「歯医者さんに行くのが楽しい」と言ってくれることもあります。私自身も子育て中は困ったこともたくさん経験してきたので、歯磨きを嫌がるお子さんの対処や離乳食の与え方など、いろいろな悩みについても、一緒に考えていきましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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むし歯にならない人はいるの?

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歯みがきをしていても、できてしまうむし歯…

むし歯にならない人はいるのでしょうか?

 

いないことはありませんが、かなり少ないです。

むし歯の経験者は、35歳以上の方では98パーセントを超えます。

 

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日本人の永久歯のむし歯は、5歳~35歳未満では概ね減少傾向です。一方、35歳以上になると罹患率は高まり、むし歯の経験者は98%を超えています。特に、むし歯の増加傾向が顕著なのは65歳以上の高齢者です。

引用 歯の学校

https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol74/keyperson.html

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このデータは、厚生労働省の歯科疾患実態調査に基づいたデータになります。

予防の意識が高まり、お子さんをむし歯になる前から歯科医院へ連れてきてくださる親御さんも増えてきました。

また、学校でフッ化物洗口法を行っていたり、むし歯に対する授業なども増えてきています。そのため、昔に比べるとお子さんのむし歯は減少傾向にあります。

 

しかし、中年のむし歯罹患率の高さは、問題となっています。仕事の忙しさなどで自身の体へ気を遣う時間が持てないことも原因の一つです。

仕事が忙しく治療の中断、痛くなり歯科医院へ飛び込み、再度中断…となりより治療回数が増え、歯も失ってしまいます。

 

65歳以上のむし歯の増加は、根面う蝕が原因です。歯周病により歯肉が下がり、歯の根元が露出してしまいます。

歯の根元はむし歯になりやすいため、65歳以上の方にむし歯が増えているという結果が出ています。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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ご理解のほどよろしくお願い致します。

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テレビで取り上げられた感染の窓について

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2024年5月28日の「カズレーザーと学ぶ。」というテレビ番組で「2歳半までに虫歯の原因菌(ミュータンスレンサ球菌)に感染しなければ生涯虫歯にならない」という話がありました。

この放送と日本口腔衛生学会の声明に矛盾があり、指摘されていました。

 

放送は、「虫歯&口臭改善SP」というテーマで、1歳半から2歳半の感染の窓と呼ばれる時期にミュータンスレンサ球菌に感染しなければ生涯虫歯にならないとの説明がありました。

しかしながらmミュータンス菌の感染を防ぐのは、至難の業であり、多くの人はむし歯と一生戦っていかなければならないと説明がありました。

 

日本口腔衛生学会は、親子の食器の共有を避けることがむし歯予防になるということの科学的根拠は必ずしも強くないと声明を出しています。

その時の声明については下記の記事で紹介しております。

親と乳幼児との食器共有は〇?×?

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20230910-062205.html

 

1歳半前に親の口腔内細菌の感染が確認されている研究もあります。

日本口腔衛生学会は、ミュータンスレンサ球菌以外の細菌もむし歯リスクになることなども説明しています。

 

 

日本テレビのマーケティングコミュニケーション部は、年齢に区切りが強調されすぎていたかもしれないと話しているそうです。

科学的な事実は、時代とともに変化していくということを意識しておくとよいでしょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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自覚症状がない歯ぎしり?

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みなさんは、歯ぎしりをしていますか?多くの方が自分はしていないというと思います。

人から言われて、初めて歯ぎしりを自覚した、そういえば顎が痛いな…と思ったという方も多いと思います。

20~40代の方の30パーセント程度が歯ぎしりをしているというデータもありました。

 

歯ぎしりは大人だけでなく、子どももします。

歯ぎしりによって歯が削れて、冷たいものが凍みたり、削れた部分で食事をすると痛みを感じることがあります。

むし歯でもないのに、歯が痛い。そういった場合は、歯周病や知覚過敏以外にも、歯ぎしりも疑ってみましょう。

 

歯科医師が診ると、歯のすり減り具合や顎の骨のふくらみなどで一目瞭然です。

歯ぎしりや食いしばりを歯科医師から指摘された場合は、私は歯ぎしりしていない!と思わず、歯ぎしりをしているかもと思っていただき、そちらに対する治療もしていかれると安心です。

 

歯ぎしりは、ギリギリと音を鳴らして長時間しているイメージかもしれません。

しかし、ギリギリと上下の歯をすり合わせるグライディング以外にも歯ぎしりのタイプはあります。

クレンチングをいう上下の歯をグッとくいしばるタイプ、タッピングといってカチカチ上下の歯をぶつけるタイプもあります。

 

私もかかわった論文ですが、2016年のもので様々な種類を含めた歯ぎしりの中で一番多かったものは、0.75秒以内のものという結果がでありました。

睡眠時ブラキシズムの発現特性-咬筋筋電図と心拍数による観察-
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/5040

一瞬力がかかるものが一番多く、ギリギリと長時間歯ぎしりをする回数は少ないです。

ギリギリとしている歯ぎしりの自覚がある方は、実はそれ以上に短い歯ぎしりをたくさんしています。

 

あまり自覚症状はないですが、歯や顎に悪影響を与えてしまう歯ぎしり。

治療に関しては、マウスピースなど簡単なものが多いため、一度歯科医院にて相談されると安心です。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
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