“高いびき”で寝ている人って、とても気持ち良さそうに見えませんか?
でも、本当は大間違い。
実はいびきの正体は異常な呼吸音です!
またいびき常習者に睡眠中の呼吸停止という問題を抱えている方が多数いるのも事実です。
いびきはまさに健康の大敵なのです。
それに“大きないびき”は、「うるさい!!」「眠れない・・・」などと、迷惑がられる要因にもなります。
実際 “迷惑” が理由でいびきの治療に来院される患者さんが大勢おられます。
また、睡眠時無呼吸症候群には以下のような症状もありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
いびき、睡眠時無呼吸、睡眠時無呼吸症候群の原因としては、肥満、下顎が小さい、巨舌などがあげられます。
グッスリ快眠、心地よい目覚めを実現して、もっと快適な健康生活をおくってみませんか!
いびきは基本的に仰向けで寝た時に起こります。
睡眠によって緊張が解けると軟口蓋や舌根が垂れ下がって上気道が狭まります。
いびきはこの狭くなった上気道を呼吸により空気が通る時に起こる振動になります。
いびきが習慣化している方は2000万人以上! |
当院では精密に採取した歯型から製作したスリープスプリントを“いびき”や“睡眠時無呼吸”対策に使用しています。
就寝時に装着すると下顎が上顎より少し前に出た状態になり、また舌根も下がりにくくなるので、睡眠中でも上気道がしっかりと確保されます。
これによって上気道の閉塞が起こらず、いびきや無呼吸が改善されぐっすりと快眠できるようになります。
いつでも、どこにいても、周囲を気にせずに睡眠をとることができるのは、いびきでお悩みの方にとってとても大きな魅力となっています。
安定して気軽に使えることが持ち味のスリープスプリントをぜひお試しください。
ここで一息^^ 眠気の自己評価をしてみましょう!
エプワース眠気尺度は活動中の眠気を主観的に判断して自己評価するチェックシートです。 活動中の眠気を簡単に評価できるので世界中で幅広く活用されています。
あなたの眠気をよく知っているご家族などが評価されると、より客観的な診断結果を得ることができます。
過度ないびき、呼吸停止は睡眠障害と言う病気です!
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は1990年に策定された睡眠障害国際分類(ICDS)で不眠症と同じ睡眠異常という病気に分類されています。(Updated in 2014:ICSD-3)
睡眠時無呼吸症候群には、上気道が閉塞される閉塞性、脳からの指令の問題などによる中枢性、双方が原因の混合性がありますが、実際には全体の9割以上が閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と言われています。
そして、歯科で対応できる睡眠時無呼吸症候群は閉塞性です。
先に説明した【いびきのメカニズム】の図のように、寝ている時に舌が喉の奥に沈下することで上気道(空気の通り道)が塞がれて起こる空気が通る時の振動(いびき)、またそれが引き金となって起こる睡眠中“の呼吸停止”や“止まりかけたりする状態”が断続的に繰り返される病気です。
睡眠時無呼吸症候群ではなくとも、過度ないびきや無呼吸は、脳への酸素供給も低下させるので“質の高い睡眠”がとれず、日中の強い眠気や集中力欠如などに繋がります。
睡眠不足や睡眠障害による眠気は人的ミスに基づく事故につながることも明らかになっています。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014(平成26年3月)」でも参考資料の中でスリーマイル島原子力発電所事故などが取り上げられていますし、日本でも重大な事故が起こっています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が要因にある事故は他にも多数あります。
以下をクリックするとご覧いただけます。
いずれの事故も事後の検査で当事者は睡眠時無呼吸症候群と診断されています。
2003年に国土交通省がマニュアル「睡眠時無呼吸症候群(SAS)に注意しましょう」(平成 27 年8月改訂)を出しましたが、これは交通事業に係る事業所向けです。
車社会の今日、このような事故は私たちにとって他人事ではなく、睡眠時無呼吸症候群への意識は大切なのではないでしょうか。
やはり“いびき”に覚えのある方は検査を受けてみるべきでしょう。
睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG:Polysomnography)で睡眠中の無呼吸数、低呼吸数を測定し、1時間当たりの平均回数を無呼吸低呼吸指数(AHI:apnea hypopnea index)として算出し判断基準とします。
成人の場合の閉塞型睡眠時無呼吸症候群の判断基準になります。 |
睡眠1時間あたりの無呼吸、あるいは低呼吸が5回以上あり、かつ以下の臨床症状を伴う場合。 下記項目に1つ以上該当する臨床症状を持つこと。
眠気、充足感のない睡眠、疲労、不眠などの主観的症状 |
息こらえ、無呼吸など窒息感からの覚醒 |
他の観察者(親族など)が習慣性いびき、呼吸の中断またはその両方を確認 |
気分障害(躁鬱)、認知機能低下、高血圧、冠動脈疾患、脳卒中、うっ血性心不全、心房細動、2型糖尿病と診断、有病者 |
睡眠1時間あたりの無呼吸、あるいは低呼吸が15回以上ある。
臨床症状は問わず、また眠気を感じていなくても睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と診断される。
また、無呼吸低呼吸指数(AHI)の数値によって、5以上15未満が軽症、15以上30未満が中等症、30以上が重症と区別されます。
いびきや睡眠時無呼吸、睡眠時無呼吸症候群によって肺の機能が低下すると、血圧が上昇し、血液も凝固しやすくなります。
また、呼吸機能の低下による低酸素血症(動脈血中の酸素が不足した状態)や高炭酸ガス血症(血中に炭酸ガスが蓄積した状態)は様々な合併症を引き起こす危険因子とされ問題になっています。
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣や肥満、顎の問題、扁桃腺肥大、アルコールなどの影響を受けます。
肥満体形や首が短くて太い、顎が小さい人などに起こりやすいとも言われています。
睡眠時無呼吸症候群はその息苦しさから快眠は困難なはずですがとても自覚しにくい病気です。
しかし“よく眠れない”という事実は生活の質(QOL)の低下となって現れるので以下の症状を感じている方は当院にご相談ください。
高血圧(心不全・心筋梗塞)※4倍 | 脳血管障害(脳卒中)※4倍 |
糖尿病(高脂血症) | 多血症(頭痛・めまい) |
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) | 不整脈(めまい・動悸・失神) |
高血圧(心不全・心筋梗塞)※4倍 |
脳血管障害(脳卒中)※4倍 |
糖尿病(高脂血症) |
多血症(頭痛・めまい) |
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) |
不整脈(めまい・動悸・失神) |
睡眠時無呼吸症候群の診断には専門の医療機関での検査が必要になります。
(交通・運送業の方などは既に会社で検査されているかもしれません)
睡眠時無呼吸症候群と診断された方には保険適用での治療が可能です。
検査を受けていない方には当院で医療機関をご案内しておりますのでお気軽にご相談ください。
残っている歯が極端に少ない方、慢性的に鼻通りの良くない方には適用できないことがあります。
いずれにしてもきちんと診断して判断しますのでご安心ください。
歯並びや顎関節に違和感が出ることがあります。
この問題は症状をお聞きして、スリープスプリントを調整すれば解決できます。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の要因の多くは肥満です。
診断される多くの方が医学的な肥満、つまり内臓脂肪型肥満の方々です。また肥満の方は高血圧・糖尿病・高脂血症などを重複していることが多く(メタボリック症候群)、動脈硬化症(脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・脳卒中)に発展する恐れもあります。
睡眠時間が短いと肥満になりやすく、肥満になると“いびき”・“睡眠時無呼吸”を起こしやすいというデータもあります。
スリープスプリントでいびき・無呼吸を防ぎ“寝ているはずなのに眠い…”をなくしましょう!
体内時計は一日周期でリズムを刻み、全身の様々な機能を調節しています。
生活サイクルの乱れは体内時計に狂いを生じさせ、疲労の蓄積や全身機能の低下に繋がるので、規則正しい生活と体内時計を意識してみましょう。
暴飲暴食を避け、時間をかけてよく噛んで食事をとりましょう。
間食もできるだけ控え、適度な運動、年齢に適したカロリー消費を意識すると改善しやすいです。
健康日本21は厚生労働省が提言した健康施策で国民健康づくり運動です。健康日本21では健康維持に最適な運動消費カロリーは1週間に2000Kcal、1日当たり約300kcalとしています。
運動消費カロリーを意識した適度な運動は基礎代謝が向上するので肥満改善の早道です。
いびきの要因の多くは仰向けに寝た時の舌根や軟口蓋の沈下によるものです。しかし、これは口まわりの筋力の低下にも原因があります。
口腔筋機能療法:MFT(ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPY)で口まわりの筋力アップの検討も必要かもしれません。
当院では口腔筋機能療法もおこなっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
WHO(世界保健機関)は2000年に健康寿命(HALE:Healthy life expectancy)を「日常的な介護を必要とせず、心身ともに自立した健康な暮らしを送ることのできる期間」と提唱しました。
健康増進・健康長寿のためには質の高い睡眠も大切です。 スリープスプリントの使用をひとつのきっかけとして、いつまでも健康な暮らしを送れるよう、“いびき・睡眠時無呼吸の改善”に取り組みましょう!
以下のコンテンツも参考になりますので、いびき・睡眠時無呼吸が気になる方はぜひご覧ください。
いびき、睡眠時無呼吸でお悩みの方は旅行や出張でも持ち歩けるスリープスプリントをご利用ください。
医療機関で検査を受け睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と診断され紹介状のある方は保険適応が可能です。いびき防止が目的の場合は自費診療になります。
建物備え付けの24時間換気システム、治療に使用する水の消毒、院内の消毒の徹底などを行っております。
詳しくは、ブログでご確認ください。
当院は日本歯科医師会作成の感染症対策チェックリストをすべてクリアしております。
感染症対策チェックリストについては、こちらでご確認ください。
お口の健康から全身の健康へ! 各種事業所健診を受け付けております。
当院は大垣市のマタニティ歯科健康診査、歯周病健康診査の委託歯科医療機関です。
建物備え付けの24時間換気システム、治療に使用する水の消毒、院内の消毒の徹底などを行っております。
詳しくは、ブログでご確認ください。
当院は日本歯科医師会作成の感染症対策チェックリストをすべてクリアしております。
感染症対策チェックリストについては、こちらでご確認ください。
お口の健康から全身の健康へ! 各種事業所健診を受け付けております。
当院は大垣市のマタニティ歯科健康診査、歯周病健康診査の委託歯科医療機関です。
こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。 おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療 …
こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。 おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療 …
建物備え付けの24時間換気システム、治療に使用する水の消毒、院内の消毒の徹底などを行っております。
詳しくは、ブログでご確認ください。
当院は日本歯科医師会作成の感染症対策チェックリストをすべてクリアしております。
感染症対策チェックリストについては、こちらでご確認ください。
お口の健康から全身の健康へ! 各種事業所健診を受け付けております。
当院は大垣市のマタニティ歯科健康診査、歯周病健康診査の委託歯科医療機関です。
こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。 おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療 …
こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。 おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療 …