いろいろなホワイトニング

オフィスホワイトニング（歯科医院でおこなうホワイトニング）

ホームホワイトニング（自宅でおこなうホワイトニング）

デュアルホワイトニング（オフィスとホームを併用）

オフィスとホームを平行して進めていくホワイトニングです。
患者様ごとにホワイトニングの組み合わせやスケジュールが若干異なりますが、それぞれのホワイトニングを単独でおこなうよりも確実に効果が期待できます。
通常は１週間に１回の通院が４～５回ほど（１ヶ月）必要になります。

当院ではこの方法を患者様にお勧めしています。

デュアルホワイトニングのスケジュール

ホワイトニング 初日

ホワイトニングが可能かどうか診断します。
虫歯や歯周病の方は先に治療する必要があります。

ホワイトニングが可能な場合は、詳しく説明し、マウストレー製作のための型を採ります。

ホワイトニング ２日目（２回目の通院）

ホワイトニング前に口腔内写真（術前写真）を撮ります。

ホワイトニング １～２週間後（３回目の通院）

お口の状態や歯の色などホワイトニングの効果を一緒に確認します。
１回目のオフィスホワイトニングをおこないます。

ホワイトニング 終了時（初回から４～５週目）

ホワイトニング終了時の口腔内写真（術後写真）を撮り、開始前の写真と比較しながら結果の報告をします。
目的の白さに達していない場合はさらに継続することができます。

ホワイトニング 数ヵ月後

ホワイトニング終了時の口腔内写真（術後写真）と比較し、あと戻りなどの確認をします。
歯の白さを持続させるために、ＰＭＴＣ（歯のクリーニング）をおこないます。
ＰＭＴＣは歯をきれいにするだけでなく、虫歯・歯周病・口臭なども予防してくれる、すっきりして気持ちの良い治療です。

ホワイトニングＱ＆Ａ

Ｑ　漂白後の効果はどのくらい持続しますか

Ａ　一般的に３～５年は効果が持続しますし、もとの色に戻ってしまうことはほとんどありません。ホワイトニング効果の持続は、飲食・歯みがきの仕方・喫煙などにより異なってきます。

Ｑ　あと戻りがあった場合は、初回と同じような費用と時間が必要ですか

Ｑ　つめ物や白い色のかぶせ物も白くなりますか

Ａ　詰め物やかぶせ物は、残念ながら白くすることはできません。

Ｑ　歯や体に副作用はありませんか

Ａ　当院で説明した方法でお使いいただければ全く悪影響はありません。
しかし、一時的に冷たいものや熱いものに歯がしみる知覚過敏が起きることがあります。
また、ジェルの付け過ぎは歯ぐきの炎症を起こすことがあるので、注意してください。
（ジェルはごく少量で効果があります）

Ｑ　ホワイトニングにかかる時間や費用が気になるのですが

Ａ　ホワイトニングは自費の治療ですが、セラミックなどのかぶせ物などと比べるとはるかに安価です。
時間や費用は歯の状態によって異なってきますので、検査した後で詳しくご説明します。

Ｑ　ホワイトニングジェルは安全ですか

Ａ　ジェルの主成分は過酸化尿素と過酸化水素ですが、ともに安全性に問題はありません。
実際、アメリカでは２０年以上にわたり２０００万人がこの治療を受けておりますが、問題は報告されていません。

Ｑ　妊娠中や授乳中でもホワイトニングはできますか

Ａ　それらの方に対する危険性は報告されていませんが、万全を尽くすという意味で妊娠中や授乳中は避けた方が良いと思います。

神経（歯髄）のない歯の黒ずみを軽減するウォーキングブリーチ法

歯の神経（歯髄）のない、または死んでいる歯を失活歯と言います。例えば虫歯で神経を抜いた歯は失活歯です。 失活歯は年月の経過によって黒っぽく変色することがあります。

失活歯はホワイトニングで白くすることができないため、歯の裏側から薬剤をつめて白くするウォーキングブリーチ法をおこないます。ウォーキングブリーチ法は長期的にみるとあと戻りが考えられますが、対症療法としては歯の黒ずみを解決してくれるお勧めの治療です。 しかし、その歯の長期的な維持を考えた場合、セラミッククラウンなどにした方が良いでしょう。

治療期間は約１ヶ月、４回ほどの通院が必要になります

院長より患者様へ

当院ではオフィスホワイトニングのみ、ホームホワイトニングのみの治療も受けておりますが、基本的にはホワイトニング効果と安全性を考慮し、オフィスとホームを平行して進めていくデュアルホワイトニングをお勧めしています。
いずれにしても患者様の歯質を把握することから治療に入りますのでご安心ください。